新刊がAmazonでも予約開始になりました!

代表理事海老沢の単著「iPad×特別支援教育 学ぼう、遊ぼう、デジタルクリエーション」(明治図書)がAmazonでも予約開始となりました。お届け予定日は7月18日となります。
よろしければぜひAmazonのページもご覧ください!

7月刊行予定の書籍が予約ランキング1位になりました!

7月に刊行予定の海老沢穣著「iPad×特別支援教育 学ぼう、遊ぼう、デジタルクリエーション」(明治図書)が、「特別支援教育売れ筋ランキング(新着)」(セブンネットショッピング)で1位となりました(2023年6月21日現在)。

明治図書オンラインの書籍紹介のページには、書籍の「はじめに」の本文や目次の詳細も掲載されていますので、よろしければぜひご覧ください!

外部専門家として特別支援学校で講演を行いました!

今年度から新しく外部専門家を務める東京都立高島特別支援学校で講演を行いました。
講演では、ICTの活用を考える際に、アナログで制作したものをデジタルツールでさらに別の活動やアウトプットに展開する視点を初めにお話しました。
たとえばこれ。

長男が小学生の時に学校で作ってきた木のキャラクターたち。当法人のホームページにも登場してる子たちです。
これをそのまま飾ってももちろんいいのですが、もしICTを活用するとしたら、どんな方法が考えられるでしょうか。

たとえばアプリ「KOMA KOMA」を活用し、キャラクターを少しずつ動かしてコマ撮りアニメーションにしてみるのはどうでしょう。自分が作ったキャラクターが映像として動き出したら、とてもワクワクできると思います。

さらに、KeynoteやiMovieを活用して、映像に図形を入れたり、サウンドトラックを追加したりすると、1つの映像作品として仕上げることもできます。音楽が入ると、とても生き生きした映像になることが体験できると思います。


また、キャラクターをカメラで撮影し、Keynoteに取り込んで背景を削除してみると、いろいろな世界にキャラクターを登場させることも可能です。アニメーションを追加すれば、画面上でキャラクターを動かすこともできます。

こうした方法が分かれば、調べたり考えたりした学習の成果を自分の作ったキャラクターが紹介する、といったプレゼンテーションに展開することもできるでしょう。ICTを活用して、教科を横断した形での学習に発展させられます。

ICTを活用するとなると、アナログかデジタルかの二者択一をしなければならないと考え、「アナログのよさがなくなってしまうのではないか」と感じる方もいらっしゃるのですが、上記のような活用の仕方だと、アナログのよさを生かしつつ、デジタルならではの活動に発展させるということが可能になります。

講演では、実際に特別支援学校でiPadをどんな風に活用しているかについて、下記の動画をご紹介しました。2019年に東京都立石神井特別支援学校で行なったSDGsをテーマとした授業の様子が紹介されています。
よろしければぜひご覧になってみてください!

iPadが子供の潜在能力を引き出す。ある特別支援学校の取り組み(bouncy, 2019年5月)

ICTをうまく活用し、子どもたちも先生方もワクワクする学びへと展開できるといいですよね。今後もアドバイザーとして定期的に訪問し、そのお手伝いを進めていければと考えています。